夏の終わりにちょっとしたホラー回をお届けいたします。
Windenburgで一人暮らしをはじめたディナさんが浴室でシャワーを浴びていると、誰もいないはずの寝室でベッドが膨らんでいました。
まったく心当たりがないのでゾッとして、ためらいがちにカメラを移動させると
ベッドはもぬけの殻!
キャアアアアアアアアアアアアアアア
(たぶんバグ)
科学者のお仕事を進めるうちに、SIMRAYという光線銃に「物を変身させる」機能が追加されました。
職場で試し撃ちしたときは、単純なイスをフカフカのパソコンチェアに変身させることができました。
プレイヤーはピーンとひらめきます。
一番安い家具に光線をあてれば、タダで高級な家具に取り替えられるのでは!?
それではさっそく安物ぞろいの浴室でやってみましょう。
まずはトイレに発射しますよ。
そおれ!
奇っ怪なサイドテーブルになっちゃった。
イスはイスに、トイレはトイレになるんじゃないの!?
つづけてシャワーボックスにやったら白から黒に色だけが変わりました。
全然狙いどおりになってくれない😢
プレイヤーの魂胆などお見通しというわけか…
諦め半分で洗面台に発射すると
なんと出火してしまいました。
ディナさんは一通り騒いだあと、慌てて家を飛び出しました。
え、誰?
なんで平気なの?
どっから来たの?
そもそも誰?
のんきにスマホいじってる場合じゃないよ!
ディナさんの人間関係にいないし、ご近所さんでもないし(Windenburgに住んでるのはデフォシムだけ)、家に誰も上げてないのに謎の人物が突然湧いて出ました(ホラーその2)
もうひとりいた!!
まったく意味がわからないながらも、このシムのうちどちらかが火事を消してくれることを願って見守っていると、
金髪のシムがディナさんの放置していたお皿を洗ってくれようと洗面台に向かって、火が燃え移ってしまいました。
〜数時間後〜
死神さんがお出ましとなる結果になりました。
まったく知らないシムとまったく知らないシムのことで嘆き悲しむふたり。
かと思いきやフリーウィルで面白い自己紹介をかましてしまうテンションが狂ったディナさん。
妹・ニーナさんからお悔やみの連絡をもらいましたが、断じて特別でもなんでもない見ず知らずのシムです。
不意の騒動で仕事に行き遅れたディナさんが短時間でも出勤して帰ってくると、母・カトリーナさんが訪ねてきてくれました。
母の優しさが骨身に沁みますが、傘をさしたまま上がるのはやめてください。
後日。職場で「物を変身させる」機能を使ったら、またも謎の男性シムが発生しました。
こうなるともうバグではなくて仕様なんでしょうか……
背筋がゾッとする思いです。おわり。