前回、ヴァンパイアのストラウド・ブラディスラウスさんが、野良猫に対して終始デレデレしていたのを目撃したプレイヤー。
何かするたびハートマークを出すのは異常ではないか?
もしかしたら他のシムもそうなのか?
という疑問を解消するべく、こちらにやってきました。
Brindleton Bayにあるリンクス・カタリーナさんのお宅です。
猫ちゃんを4匹飼っているということで、検証にはぴったり。
よく見たら玄関マットが犬禁止のイラストになっていますし、ポストが猫の形をしていてかわいいです。
裏口のほうには猫ちゃんが出入りするための小さなドアもありました。
開きっぱなしではなくちゃんと扉が開閉するようになってます。かわいい!
これだけ猫愛にあふれたデザインですと、内装もさぞ凝っているのでしょう。期待が持てます。
それではさっそくなかを拝見。
わぁ……なんという地獄絵図。
黒いゴミが放置されていますし、吐瀉物らしきものが3つに、水たまりが2つ。
めちゃめちゃ汚い……
リンクス・カタリーナさんに指示をして片付けてもらおうかと思いましたが、彼女は出勤時間が過ぎていたので片付けは後回しにして、とりあえず出勤してもらうことにしました。
汚物が散らかっていると不快のムードがつくものですが、シムが仕事に出ていれば影響なく、特に急を要することもないでしょう。
…と高をくくっていたら…
ああっ、猫ちゃんがゴミを食べている!
うう〜ん…
リンクスさん(カリエンテ・カトリーナさんと下の名前が似ているため苗字で呼びます)早く退勤時間にならないかな…
なにやらずっと鳴き声がする、と思ったら外の階段の下で子猫が鳴いていました。
大人の猫は階段をのぼり下りできますが、子猫は自力で上がれないみたいで、おうちに入れてほしいと訴えているようです。
これはもう放ってはおけない。
リンクスさんに早退してもらうことにしました。
どえええええええええ!?
な、なんで猫耳が生えているの…?
リンクスさんって猫人間なの!?
普段着では帽子をかぶっていたからわかりませんでしたが、仕事着になって帽子を外したら猫耳が生えているなんて、予想だにしませんでした。
ただの愛猫家の飼い主かと思っていたら、もしかしてリンクスさん自身が産んだ可能性も…?🤔
これが猫耳のついたカチューシャをはめているならまだわか……いや、仕事のときにそんなコスプレをしているほうがおかしい。
そういえば彼女は飲食店で働いている…
何かそういう「いかがわしい」お店で…
いやいや……きっと猫カフェ店員かも…
うん、そう思うことにしよう。
気を取り直して階段の下にいた子猫を抱きかかえ、おうちに入れてあげました。
足が真っ赤になっている子がいたので調べたところ、病気になった患部が赤く示されているようです。
リンクスさんは体力ゲージが減って寝たがっていますが、猫たちに話しかけて聞いてみると4匹中3匹が病気だったので動物病院へ向かいます。
受付の機械を操作していると別の飼い主さんが連れてきたワンちゃんが、吐瀉物と水たまりを出しました。
リンクスさんちにあったのは病気由来のものだったんですね。
毛玉を吐いた跡とおしっこかと思っていました。
水たまりはこのワンちゃんが吐瀉物と同時に出したので、ヨダレか胃液かもしれません。
よく見ると口もとから緑のヨダレが下がっています。
3匹の猫たちが順次診察室に入り、治療を受けました。(診察台の上でも吐いちゃってごめんなさい)
3匹ともお腹を空かせているようなので、高額な治療を選択しました。
750シムオリオン×3=2250シムオリオンの出費は痛いですが…
安いほうの治療だと首がトランペットみたいになる器具をつけるらしく、それだと餌が食べられないそうです。
リンクスさんを睡魔が襲うなか、ようやく帰宅することができました。
自動餌やり機の数を増やし、リンクスさんにはもうすこしだけがんばってもらい汚物の処理をお願いします。
なぜか1台の餌やり機に行列ができている。
おまけになんだか水色の猫がいるぞ…と思ったら。
さっき動物病院に行った3匹のうちの1匹でした!
おそるおそる調べてみるとやはり病気。
「氷のような毛皮」という症状だそうです。
もう!?
ついさっき治療して帰ってきたのにもう別の病気にかかる!?
リンクスさんの体力は限界よ、ということで一旦寝て、半分ほど回復したら病院に行こうと思います。
いやパジャマそれ!!!??
氷のような毛皮を模したパジャマ!?
……たてつづけに衝撃が襲い、疲弊したプレイヤー。
安らぎを求め、猫たちの寝姿を眺めます。
はあ癒やされる。
しばらくしたらリンクスさんに起きてもらい、動物病院に行ってきました。
他の飼い主さんが連れてた猫のトーフちゃん、かわいい。
豆腐由来とおぼしき名前と、不釣り合いに邪悪なお顔と、ぶっといしっぽがたまりません。
またも高額な治療を受けて750シムオリオン払い、自販機で健康促進スナックも10個買っておきました。
猫たちのお世話でひっきりなしのリンクスさんは、帰宅後、自分のために料理をはじめましたが…
あぶなーーーーーーい!!!!!
まな板のところで毛づくろいをするジョージー。
しっぽまで切られてしまいそうでヒヤヒヤします。
このあと見守っていると、ゴミ箱をトントンして揺さぶりはじめたジョージー。
すると床にゴミが散らばってしまいました!
はじめに家のなかを見たとき吐瀉物といっしょにゴミが転がっていたのはこのジョージーのしわざだったみたいですね。
ここまでやってきましたリンクス家。
猫ちゃんの多頭飼いは大変で、お金も結構かかります。
お世話で自分の時間がとれないのに、仕事に出て、稼いでもこなければならない。
この状況での一人暮らしははっきり言って無理かなと思いました。
リンクスさんに同居人がいれば……
はっ!
ヴラドさん、とか…?
う〜ん、嫌われて険悪になる予感しかしない。
そういえば当初の目的である、「猫と接するときシムは必ずハートを浮かべるのか」の検証ができませんでした。
忙しすぎた。
次回はまたヴラドさんプレイに戻ります。